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仮想通貨FXで資産運用を行う場合の注意点とは

最近は資産運用方法として外為FXに加えて、仮想通貨を利用したFXが注目を集めています。仮想通貨は価格変動が非常に激しいため、外貨トレードよりも短期間で大きな利益を得ることができます。基本的に仮想通貨FXも外貨トレードと同じように取引を行うことができます。外貨トレードと異なる点は、源泉分離課税が適用されないことと、業者によっては休日にも取引が出来ることです。

仮想通貨FXで得られた利益については、雑所得として計算されます。このため、過去3年以内の損失分を計上することができません。本業の収入が多くて所得税率が高い方であれば、トレードで得られた僅かな利益でも高い税率が適用されてしまいます。現物取引であれば仮想通貨を日本円に換金せずにモノとして保有し続けることで節税ができますが、証拠金取引の場合には決済をする際に必ず日本円に戻さなければならず、利益に対して所得税が発生してしまいます。

仮想通貨で証拠金取引を行う場合には、税金以外にも注意すべき点もあります。取引所で証拠金取引を行う際に、一定の貸出料(マイナスのスワップポイント)を支払えば仮想通貨を借りて取引を行うことができます。仮想通貨を借りて取引を行っている最中に、ブロックチェーンが分離するケースがあります。例えば、2017年8月1日にビットコインが分裂してビットコインキャッシュと呼ばれる新たな仮想通貨が誕生しました。ブロックチェーンが分岐した時点で元のビットコインを保有していた人は、自動的に新たに発生した同額のコインを所有していることになります。つまり、分裂する直前にその仮想通貨を保有し続けるだけで、新たに誕生した同額のコインを無料でもらえます。

もしもブロックチェーンが分岐した時点でビットコインを借りていた人は、借りたビットコインだけではなく新たに誕生したコインも借りていたことになり、スワップポイントを支払わなければなりません。ポジションを保持した状態でブロックが分岐して新たな仮想通貨が誕生してしまうと、余分の手数料を支払わなければならなくなってしまうので、資産運用を行う際には仮想通貨自体のシステムについても理解しておく必要があります。

by aka15satana | 2017-09-23 14:04

資産運用会社の口コミや評判情報をまとめてます。最近は金投資のラスターレイクについてよく調べることが多いので記事が偏ってますが、他の情報も随時収集して記事にしてきます。


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