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株式相場全体に投資する際に考えること

株式に投資しようとする場合、自分が気になった企業の株価をチェックして、チャートで現在の株価の水準というものを把握した上で、貸借対照表や損益計算書を確認して経常利益の推移や自己資本比率の状況、そして自己資本を発行済み株式総数で割った理論的な株価と現状の株価の比較など、ファンダメンタル面の分析とテクニカル面の分析を行うという姿勢で相場に臨むというのが最初は必要となってくると思われます。

何も考えずに投資することと比較したらこのような地道な確認作業を経て投資することは重要なことです。しかし、個別企業の動向だけではなく日本経済の動向により株価が動いていく要素もあるのでどんなに分析してもそれと異なる株価の動きを取ることがあります。このような日本経済の動向とは何かを抑えておく必要があります。

このようなマクロな要素として抑えなければならない重要な点は、日本銀行の金融政策の動向と、アメリカの中央銀行であるFRBの金融政策の動向です。単純に考えるならばお札を多く発行するという政策を採用している場合には、その発行されたお札が株式相場に流れ込んでくるので株価全体が上昇基調となる、そして日本の株式の30%程度はすでに外国人所有であるのでドルの動向についてもお札を多く発行する政策である場合にはやはり日本の株式市場にお金が流れ込んでき株価が上昇する基調となるという点です。

現在の日本銀行の金融政策は金融緩和としてお札を多く世の中に出回らせる政策を採用しています。マネタリーベースで考えると2012年当初ころと比較すると倍以上の470兆円もの金額に達しています。これが主として2012年代から株価を押し上げてきている要因となっています。このことが理解できればお札を多くする政策を採用している場合には、日本相場全体に投資するというファンド商品を購入するという選択をすれば利益を上げることができるということになります。

今後は、アメリカの金融政策について利上げをしてきているのでお札の発行量を減らすかどうかという点に注意して対応していかなければならない状況にあるのでこの点に留意して投資をしましょう。
by aka15satana | 2018-01-12 09:12

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